原価法とは?
原価法というのは、不動産鑑定評価の3方式の1つのこといい、不動産の価格を求める手法です。
原価法は、価格時点における対象不動産の再調達原価を求め、この再調達原価について減価修正を行って、対象不動産の試算価格(積算価格)を求める方式です。
原価法が有効なのは?
原価法は、再調達原価の把握と減価修正を適正に行うことができる場合には有効です。
その際には、土地についても、再調達原価を求め得る造成地、埋立地等の場合には、この原価法を適用できます。
ただし、既成市街地における土地のように、再調達原価を把握できない場合には、原価法の適用は困難になります。 |