固定金利選択型とは?
固定金利選択型というのは、3年間、5年間というように一定期間の金利が固定されるというもので、当初決めた期間が過ぎた時点で改めて金利を見直すことになっています。
このため、一定期間固定型と呼んで分類する場合もあります。
固定金利選択型のタイプは?
固定金利選択型には、次のようにいくつかのタイプに分かれていますので、ローンを組む際にはそれぞれの内容を慎重に吟味することが重要です。
■変動金利を優先するタイプ
このタイプは、選択時に一度変動金利型を選択すると、その後はずっと変動金利が適用されるというものです。
つまり、ローン契約を変更しない限り、固定金利には戻れないということです。
■自由に選択できるタイプ
このタイプはもっとも柔軟性があるタイプで、選択時に変動金利型と固定金利型のどちらを選択したとしても、次の選択時にはどちらでも選ぶことができるというものです。
ただし、このタイプのローンは、繰り上げ返済をするなどローン契約の内容を変更したり解消した場合には、3〜5万円の手数料がかかりますので注意が必要です。
ちなみに、通常のローンの場合の手数料は3,000〜5,000円程度です。
■固定金利が自由に選択できるタイプ
このタイプは、借入時に変動金利型を選択した場合は、完済するまで変動金利型が適用されます。
一方、借入時に固定金利型を選択した場合は、上記の自由に選択できるタイプと同じで、以降の選択時には変動金利型と固定金利型のどちらへの選択・切り替えもできます。 |