住宅ローンの資金計画入門



毎月の返済額の目安は?

毎月の返済額の目安はどのように決めたらよいのでしょうか?

基本的に毎月の返済額というのは、長期の安定した返済を継続させるものでなければなりません。なので、まずは現在の家賃を基準にして考えるようにします。

現在、社宅等に住んでいるという場合には、月収の4分の1〜5分の1程度で考えるとよいかもしれません。

なお、一般的には次の算式のように考えます。ただし、ボーナスについては、繰上返済や将来の貯蓄などの余裕資金と考えます。

⇒ 一般的な月々のローン返済額=現在の月々の家賃+年間の貯蓄額/12

では、理想的な毎月の返済額というのはどのようなものですか?

理想的な毎月の返済額というのは、ライフプランの変化も考慮したゆとりのある返済額です。一般的には、年間返済額が年収の20%以内というのが理想とされています。

これは、マイホーム購入後の車の買換え、子供の教育費、結婚資金、老後資金など、当初かからなかった資金が必要になることが予想されるからです。

特に、共働きの夫婦で現在は子供がいない場合には、出産やそれに伴う妻の退職などによって大きくキャッシュフローが変化することが予想されます。また、金利の上昇により返済額が増加する可能性もあります。

ちなみに、年収540万円の家庭であれば、理想の年間返済額は108万円(540万円×20%)ですので、毎月の返済額は9万円(108万円÷12か月)となります。

なお、上記だけでなく次のような算式も参考にして、総合的に将来の負担増にも備えた返済額を決めることが大切です。

⇒ 理想のローン返済額=一般的な月々のローン返済額+将来の金利上昇分・教育費・老後資金等


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