最近の金利優遇キャンペーンの背景は?
最近では個人取引の拡大を図るために、民間金融機関は住宅ローンの顧客獲得に積極的に力を入れており、一定期間中の申込や融資の実効について金利優遇キャンペーンを展開しています。
この金利優遇キャンペーンには、最長35年金利を優遇するものや、固定金利期間中、またはその期間経過後も金利優遇が受けられるものもありますので、色々と比較検討してぜひとも活用したいところです。
金利優遇キャンペーンにおいて注意する点にはどのようなものがありますか?
金利優遇キャンペーンにおいて注意する点としては、詳細をしっかり理解するということです。
具体的には、
「上記金利は、平成20年4月の適用金利です。当初借入金利は申込時ではなく、お借入いただくつきの適用金利となり、場合によっては申込月の金利と異なることがございます」
といった表示が小さく記載されていたり、
「固定金利3年ものは当初3年間は1%とし、4年目以降も最大1%金利優遇。ただし、当行店頭表示金利よりも0.2%の優遇からスタートし、3年ごとに0.2%優遇幅を拡大し、最大1%の金利優遇をします」
などという紛らわしい表示がされている場合がありますので、事前にしっかり確認しておくことが重要になります。
ちなみに、
「店頭教示金利より固定金利3年ものは1.1%、5年ものは0.85%、10年ものは0.9%それぞれ金利を優遇」
などと大きく表示し、小さく隅に「ただし…」と借入条件を記載している場合等もあるので注意が必要です。 |