銀行ローンの新規貸し出し金利の改定方法は?
銀行ローンの新規貸し出し金利の改定方法というのは、各銀行によって多少異なりますが、一般的には、変動型も固定型も年2回改定することにしているようです。
基本的な考え方としては次のような流れになります。
■1回目の金利改定
1回目は、3月1日の短プラや長プラなどの基準レートをベースにして4月1日から実施されます。
■2回目の金利改定
2回目は、9月1日時点を基準にして10月1日から実施されます。また、この間でも0.5%以上の変動が合った場合には、翌月の1日以降の約定日から新しい金利に改定されます。
住宅ローンの金利はいつの時点の金利が適用されるのですか?
公的融資などは原則として住宅ローンを申し込んだときの金利が適用されますが、民間融資の場合には、融資が実行されるときの金利が適用されますので注意して下さい。
すでに借りている変動型ローンの金利見直しは?
すでに変動金利型ローンを借りている人の金利についても、銀行の場合は年2回見直すことになっています。
ただし、返済額は5年に一度のみ変更され、その間は元利内訳の操作を行って調整されます。
具体的には、たとえ金利の上昇幅が大きくても、前回の返済額の1.25倍以内に抑えられ、完済までに不足分が起こる場合には、返済期間の延長などの措置がとられます。
基本的な考え方としては次のような流れになります。
■1回目の金利改定
1回目は、4月1日時点の基準レートをベースにして6月の約定返済日の翌日以降に適用されます。
■2回目の金利改定
2回目は、10月1日時点をベースにして12月の約定返済日の翌日以降の適用されます。 |